不安だったのは、彼らはただの半導体設計屋にしか過ぎないのに、すべての携帯電話向けの技術を総取りするという野望を持っていた点にあった。もちろん、それが可能だと彼らが考えていたのには理由がある。当時は、デファクトスタンダードという言葉があり、シェアを獲得できる汎用的なプラットフォームを提供した場合、その昨日を必要とするすべてのプレイヤーは提供者からその技術を買わなければいけないという神話のようなものがあり、彼はどうやらそれを信じてやまないようであった。
なんと言うか、痛々しいわけで、こういうタイプの人は結構見かけたりもして、でもそういう人でないと実際にのし上がることが不可能に近いことも確かなわけで。 おいらはまだ当分は一技術者の立場で行きたいと思っているけど、そろそろ技術を投入したものを広める(あるいは広めてくれる人を見つけ、乗せる)側のスキルについても真剣に考えないとなぁ…とも思う。味方が必要だけど、まだまだ自分の人を判断する能力に不安がある、というのが現状か…。 それにしてもこの文章は情緒的でしんみりと、来ます^^;。

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