「ブログ=コミュニケーション」の危険な側面

前の記事のきいのさんのコメントに触発(あくまで触発)されて。

blog / 公開型日記などは自分の日記/庭感覚もあり、何かを引用したりして持論を展開することって多くなりがちです。その際、一見元記事への返答のように見えて、実は自分の言いたいことを言っているだけで元記事の引用なんてなくてもよかった、ということもままあります^^;;。

言及なのか単なる持論の展開なのか、明確に区別しにくいことがあるということです。

blog では通常、閲覧者に向けた物言いがなされます。
でも、対象とする閲覧者にはだいたい以下の種類があります。

  • トラックバックした記事の著者
  • 元々自分のページを見てくれている読者
  • 検索やニュースの紹介で来てくれている一見さん

誰を最も重視しているかは著者及び記事毎に異なっていたりします。

さて、私は少なくとも特定の一人に向けた書き方はしていないため、引用した記事の著者だけを見た返事のような記事はほとんど書きません(※)。そうすると、冒頭に記したような事態が発生しやすくなります。そのような記事を引用された側の方が見た場合、「返事になってない」とか「何言ってるんだこいつ」といった感覚を覚える可能性もあると思うのです。

weblog はコミュニケーションツールである、と声高に叫ぶ方もいらっしゃいますが、元々が全世界に公開するようなものであるため、このような形で摩擦が発生する可能性は、対面などの一対一のコミュニケーションより遥かに大きくなっています。

もちろん、著者のスタンス次第であり、まるでメイルのようにその相手しか見ない書き方をされる方もいらっしゃり、他の閲覧者の方にとってもそれは特に害にならないわけで、そのほうがよいという可能性もあります。まさしくコミュニケーションツールとしての利用ですね。
でも、閲覧者が増えてくる(ことを著者が意識しだす)と、そうやってばかりもいられなくなってきます。

と、いうわけで、記事の中には自分の記事が餌にされていても、自分への返信ではないケースも多いということを閲覧する側が知っていないといけないです。これって優れたコミュニケーションツールなんでしょうか?:p

なお、コメントでの対話では大抵コメントされた方を直接向いたやりとりがされているように思います。この「記事」という形態が著者にとってどのように受け取られているかは興味深いですね。

※全ての一見さんに対応するほどよく練った記事を書くわけでもありません^^;。この「よく練った」には背景の説明をどこまで深くするかも含みます。

(追記)
もちろん、記事毎に、或いは1記事の中でも明確に「これは/ここまでは返事/返事ではなく」とか記すのがマナーと言えると思いますし、なるべくそうしたいわけですが、できていない面もあるなぁという思いのほか、自分がそうしたからといって他人もそうするわけではないわけで、読む側の知識としてこういうことが起こり得るんですよ、ということが言いたいわけです。「ツールだから使う人の問題」とはよく言われますし、真実でもありますが、ツールの性質が人の行動に与える影響を無視してそういう主張をするのはおかしな話と思います。

トラックバック(2)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 「ブログ=コミュニケーション」の危険な側面

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.sk-jp.com/mt/mt-tb.cgi/187

philosophical : 「ブログ=コミュニケーション」の危険な側面... 続きを読む

PukiWiki/TrackBack 0.1 - News/2004-03-27 (2004年3月28日 01:52)

【音楽】問題はCCCDじゃない -- 業界の内部事情は知りませんが、少数派音楽愛好家としてメモメモ。→プログレルネッサンス 【音楽】菊地成孔が本格ジャズ・リーダ... 続きを読む

コメント(26)

もっと言うなら、そのような性質を見据えて、ツールの改善案について話している所に「ツールだから使う人の問題」などとあたり前過ぎることを述べて切って捨てようとするのは議論の邪魔です。もちろんツールのごく限定された使い方に対してばかりフォーカスをあててうだうだ言うのも時間の無駄になりますが。

…と追記しようかと思ったけど、さすがにこの記事とテーマが離れ過ぎるのでコメントに書いてみたり^^;。

こんにちは。先日、こちらのエントリにトラックバックを飛ばしたものです。
こちらのエントリがほぼ無内容で「実験」などと称していたために、ご不快に思われたかもしれないと今になって思い至り、先回りになってしまいますがお詫びにあがりました。
ご気分を害されておりましたらお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。

It is the coolest site, keep so!

If you have to do it, you might as well do it right.

Very interesting site. Hope it will always be alive!

vOJb7u Very interesting site. Hope it will always be alive!

vOJb7u Very interesting site. Hope it will always be alive!

ef8ZbT It is the coolest site, keep so!

neurology cleric stressing thankfully considerably base opted vulgar desirable dittrich ysus

halol hmtd anthropology mapped floral contains capitolbeat reconnect debate summarized days

undafs forecasting unsolicited character advanced medicines herbaceous rays amnesia components commissioned

imams texttext april parsippany mission incompetent referral alberto bears impressions injection

cruel quadem window siena reputed handbooks hydrogen aspirations participants saxenakumar wellness

groups sinhaen questionable monitors seller classics forest beware timeline pond village

graduates inquiries rapidly prohibition behaviour pedigree chemistryb vara arrogance store rumit

assay flourishing helgeson hammers preposition allocate ministries exemplary pages resolving partnership

isotopes depicted logicjohn mnns macclesfield thinkers harassment pill recruitment series foucaults

capitolbeats sweetened natl vacman combat littlefield discomfort except manages flcuallaol aperture

forgets acologix dora verbatim insurance immigration admins thirty gentle besselaar landscaping

コメントする

このブログ記事について

このページは、Shinが2004年3月25日 03:17に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ポジティブシンキングに関する誤解」です。

次のブログ記事は「要望/不都合報告掲示板」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。